Webマーケティングスクールを比較検討する際、最終候補に残りやすいのが「マケキャン by DMM.com」と「デジプロ」の2つです。どちらも広告運用を中心としたカリキュラムで、転職やスキルアップを目指す社会人に人気があります。
しかし、両スクールには明確な違いがあります。カリキュラムの進め方、転職サポートの手厚さ、受講料、学習形式など、一つひとつの項目で比較してみると、自分に合うスクールが見えてきます。
この記事では、マケキャンとデジプロを7つの項目で徹底比較し、それぞれの強みと弱みを明確にしました。「どちらを選べばいいのか」という問いに対する答えを、できるだけ具体的にお伝えします。
マケキャンとデジプロの基本スペック比較
まずは両スクールの基本情報を並べて整理します。
マケキャン by DMM.com
- 運営:DMMグループ
- 受講期間:コースにより異なる(学習コース4週間〜/転職コース3ヶ月)
- 受講料:学習コース198,000円〜/転職コースpremium 657,800円+入会金33,000円
- 学習形式:オンライン+週末グループワーク
- 転職保証:あり(条件付き・受講料半額返金)
- 対象:未経験からWebマーケター転職を目指す方
デジプロ
- 運営:株式会社Hagakure
- 受講期間:4ヶ月
- 受講料:少人数制198,000円/マンツーマン418,000円(入会金33,000円込み)
- 学習形式:マンツーマン or 少人数制(オンライン・通学選択可)
- 転職保証:なし(転職サポートあり)
- 対象:広告運用スキルを身につけたい方
受講料や受講期間、学習形式、転職保証の有無に大きな違いがあります。ここから各項目を掘り下げて比較していきます。

比較1:カリキュラムの違い
両スクールとも広告運用が中心ですが、カリキュラムの構成と深さに違いがあります。
マケキャンのカリキュラム
マケキャンのカリキュラムは3ヶ月間で、以下の流れで進みます。
- 1ヶ月目:マーケティング基礎+フレームワーク
- 2ヶ月目:広告運用の実践
- 3ヶ月目:マーケティング戦略の立案+最終プレゼン
マケキャンの特徴は「戦略立案」に重きを置いている点です。広告の運用方法だけでなく、「なぜその広告を出すのか」「どういう戦略でマーケティング全体を設計するのか」という上流工程のスキルを身につけることに力を入れています。
最終月にはリアルな企業課題を題材にしたマーケティング戦略のプレゼンテーションがあり、これが受講生の成長実感につながっていると口コミでも評判です。
デジプロのカリキュラム
デジプロのカリキュラムは4ヶ月間(基礎コース2ヶ月+実践コース2ヶ月)で、以下の内容を学びます。
- 前半:各広告プラットフォームの基礎と設定
- 後半:運用改善・データ分析・レポート作成
デジプロは「広告運用の実務スキル」に完全特化しており、Google広告・Yahoo!広告・Facebook広告・Instagram広告・Twitter広告・TikTok広告と、主要プラットフォームを網羅的に学べます。
管理画面の操作実習に多くの時間を割いており、実際に広告を配信する体験もカリキュラムに含まれています。戦略よりも「手を動かすスキル」を重視した設計です。
マケキャンは「戦略設計+広告運用」、デジプロは「広告運用の実践に全振り」という違いがあります。マーケティング全体を俯瞰したい方はマケキャン、広告運用の技術を徹底的に磨きたい方はデジプロが合っています。
比較2:学習形式の違い
学び方のスタイルにも大きな違いがあります。
マケキャン:グループワーク中心
マケキャンは平日に動画教材で自習し、週末(土曜日)にグループワークを行う形式です。グループワークでは同期受講生とチームを組み、ディスカッションやプレゼンを通じて学びを深めます。
この形式のメリットは「同期の仲間ができる」「プレゼン力が鍛えられる」「多角的な視点が得られる」点です。デメリットとしては「土曜日が固定される」「他の受講生のペースに合わせる必要がある」点が挙げられます。
デジプロ:マンツーマン指導
デジプロはマンツーマンプランを選択すれば、講師と1対1で授業を受けられます。自分の理解度に合わせてペースを調整でき、わからない部分をその場で深掘りできるのが強みです。
「質問しやすい」「自分のペースで進められる」という点ではデジプロに軍配が上がります。一方、「他の受講生との交流が少ない」「モチベーション管理を自分でやる必要がある」点はデメリットです。

比較3:転職サポートの違い
転職を目的にスクールを選ぶ場合、この項目は最も重要です。
マケキャン:転職保証制度あり
マケキャン最大の強みは転職保証制度です。条件を満たしたうえで転職できなかった場合、受講料の半額が返金されます。専任のキャリアアドバイザーがつき、履歴書添削・面接対策・企業紹介まで一貫してサポートしてくれます。
紹介先企業には大手広告代理店も含まれており、「未経験からサイバーエージェント系列に転職できた」という実績もあります。転職成功率は公式で98%(条件あり)と公表されています。
デジプロ:転職サポートはあるが保証はない
デジプロにも転職サポートは付帯しており、求人紹介や履歴書添削は受けられます。ただし、転職保証制度はないため、転職できなかった場合の返金はありません。
デジプロの転職サポートは「マーケティング業界に特化した求人の紹介」が中心で、キャリアカウンセリングや面接対策も受けられますが、マケキャンほどの手厚さはないと口コミでも評価されています。
マケキャンの転職保証には年齢制限(20代が中心)や出席率、課題提出などの条件があります。保証の適用条件は必ず無料カウンセリングで確認してください。30代以降の方は保証対象外になるケースがあるため注意が必要です。
比較4:料金の違い
受講料を詳しく比較します。
マケキャン学習コース(実務4週間):税込198,000円。転職コースpremiumは657,800円+入会金33,000円で転職保証付き。リスキリング補助金で最大70%キャッシュバック対象。
デジプロ(少人数制):税込198,000円(入会金33,000円込み)。最大7名の少人数制授業。
デジプロ(マンツーマン):税込418,000円(入会金33,000円込み)。講師との1対1指導。
料金体系が異なるため単純比較は難しいですが、マケキャンは転職保証が手厚く、デジプロは少人数制なら198,000円と手頃な価格で広告運用に特化した学びが得られます。
「同じ金額を払うならどちらが得か」は、求めるもの次第です。転職保証と仲間が欲しいならマケキャン、マンツーマン指導と広告運用の深い学びが欲しいならデジプロ、という判断になります。
比較5:講師の質
両スクールとも講師は現役のWebマーケターですが、特徴に違いがあります。
マケキャンの講師は広告代理店やDMMグループのマーケティング部門出身者が中心です。戦略設計やプレゼンテーションの指導に強みを持つ講師が多い印象です。
デジプロの講師は広告運用の実務経験が豊富で、年間の広告運用額が億単位のプロフェッショナルも在籍しています。「運用の現場で使えるテクニック」を教えてもらえる点で、広告運用の実務スキルではデジプロの講師のほうが専門性が高いと言えます。
比較6:卒業後のサポート
受講期間が終わったあとのサポートにも違いがあります。
マケキャンは卒業後もSlackコミュニティに参加でき、キャリア相談を受けることが可能です。転職後の定着支援も行っており、「入社後のギャップ」で悩んだ際にも相談できる体制があります。
デジプロも卒業生コミュニティが用意されており、広告運用の最新ノウハウや業界動向の情報共有ができます。広告プラットフォームのアップデート情報もキャッチアップできるため、実務で役立つ継続学習の場として機能しています。

比較7:受講生の傾向
どんな人が通っているかも、スクール選びの参考になります。
マケキャンの受講生:「未経験からWebマーケティング職への転職」を目指す20代後半〜30代前半の社会人が中心です。営業職やバックオフィス職からの転職を希望する方が多く、「キャリアチェンジ」への本気度が高い傾向があります。
デジプロの受講生:転職希望者に加えて、「自社の広告運用スキルを身につけたい経営者・個人事業主」「副業で広告運用案件を受注したいフリーランス」など、目的が多様です。広告運用スキルを仕事に直結させたい実務志向の方が多い印象です。
【結論】マケキャンを選ぶべき人・デジプロを選ぶべき人
マケキャンを選ぶべき人
- 未経験からWebマーケティング職への転職を最優先にしている
- 転職保証制度があると安心できる
- グループワークで仲間と切磋琢磨したい
- マーケティング戦略の設計力を身につけたい
- DMMブランドの信頼感を重視する
デジプロを選ぶべき人
- 広告運用の実務スキルを最短で身につけたい
- マンツーマン指導で自分のペースで学びたい
- 転職だけでなく副業やフリーランスにも活かしたい
- 管理画面を実際に操作する実践経験が欲しい
- 2ヶ月の短期集中で効率よく学びたい

Q&Aコーナー:マケキャン vs デジプロでよくある質問
Q. 30代でも受講できますか?
A. どちらも30代の受講生は在籍しています。ただし、マケキャンの転職保証は20代が中心のため、30代後半の方は保証対象外になる可能性があります。デジプロには年齢制限はありません。
Q. 両方のカウンセリングを受けても大丈夫ですか?
A. 全く問題ありません。むしろ両方のカウンセリングを受けて比較することを強くおすすめします。カウンセリングは無料で、しつこい勧誘もないと口コミでも評判です。
Q. 広告運用以外のスキルも学びたい場合はどうすればいいですか?
A. マケキャンもデジプロも広告運用が中心のため、SEOやSNSマーケティングを学びたい場合はWannabe AcademyやTechAcademyも選択肢に入ります。自分が「最も身につけたいスキル」を軸に判断してください。
Q. 受講後にフリーランスとして働くならどちらがいいですか?
A. フリーランスとして広告運用案件を獲得するなら、デジプロのほうが実践的です。管理画面の操作スキルが直接仕事に活きるため、受講直後から案件に対応できるレベルに近づけます。
Q. 地方在住ですが受講できますか?
A. どちらもオンラインで受講可能です。デジプロには通学プランもありますが、地方在住の方はオンラインプランで十分にカリキュラムを消化できます。
まとめ:目的が明確なら選択は難しくない
マケキャンとデジプロの比較をまとめると、「転職を最優先にするならマケキャン」「広告運用スキルの習得を最優先にするならデジプロ」という結論になります。
どちらも質の高いスクールであり、「どちらを選んでも失敗」ということはありません。重要なのは、自分が「何を最も求めているか」を明確にしたうえで選ぶことです。
まだ決めきれない方は、マケキャンとデジプロの両方の無料カウンセリングに参加してみてください。実際にカウンセラーと話すことで、自分に合うスクールが見えてくるはずです。どちらもオンラインで気軽に参加できるので、まずは行動してみてください。


